こんなお悩みはありませんか?
マネジメントの壁
優秀だった社員を管理職に抜擢したが、期待したほど能力を発揮してくれない。
プレイングマネージャーの壁
管理職自身が実務を抱え込み、プレイヤー業務から抜け出せない。
理念浸透の壁
社長がどんなに理念を語っても、現場の隅々まで浸透せず、行動が伴わない。
社長自身の壁
社長自身が現場を離れられず、本来やるべき「未来の仕事」に全く手が出せない。
なぜ、会社の成長が止まるのか?
もし、先ほどのお悩みに一つでも当てはまるなら、それは社長の能力や情熱、そして社員の意欲の問題ではありません。
多くの経営者は、「現場の社員の能力が低い」「もっと頑張ってほしい」と考えがちです。
しかし、会社の成長を阻む本当の原因は、そこにはありません
真の原因は、会社の結節点である『管理職』が機能不全に陥っていることにあります。
77.3%の社員は
管理職になりたくない
多くの会社で、管理職には「スーパーマン」であることを期待されています。高い目標を達成し、部下をやる気にさせ、日々発生する問題を解決し、自らもプレイヤーとして成果を出す。
これは、まさに「属人組織」における管理職の姿です。個人の頑張りや才能で、仕組みの不備を埋め続ける「火消し役」。
しかし、その期待こそが、管理職を疲弊させます。最近では多くの社員が管理職になりたがらないと言われています。管理職になればその分仕事が大変になるだけだからです。
会社の中に管理職になりたがらない人が増えれば、社長は一人で頑張り続けるしかありません。
管理職が機能しない理由
プレイヤーとしては優秀だったはずの彼らが、管理職になった途端に輝きを失い、「責任ばかり重い、魅力のない役職」になってしまっている。
そして、社長と現場の板挟みになり、当てにならない「勘と経験」で仕事をするしかなくなっているのです。
なぜなら、あなたの会社に「管理職が果たすべき、明確で統一された役割」と「その役割を果たすための具体的な技術」が存在しないからです。
「仕組み依存組織」の管理職の役割
私たちが目指す「仕組み依存組織」では、管理職は、プレイヤーや火消し役ではありません。
社長の想いを実現するための「仕組みの設計者」です。
彼らの仕事は、人に依存するのではなく、仕組みに焦点を当てること。その役割は、大きく2つに分けられます。
コントロール
会社の「勝ちパターン」を標準化し、誰もが同じ成果を出せる状態を維持する「仕組みの番人」としての役割です。これにより、事業に安定がもたらされます。
マネジメント
安定した仕組みを、データや現場の声をもとに、より良いものへと変え続ける「仕組みの改善者」としての役割です。これにより、組織に持続的な成長がもたらされます。
想いを翻訳する人を育てる
そして、この2つの役割を遂行する上で最も重要なのが、社長の想いを、現場が動ける仕組みにまで落とし込む「翻訳者」としての能力です。
私たちが数多くの会社をご支援する中で、急成長する会社には共通点がありました。それは、社長の“想い”を、現場が実行できる“仕組み”に翻訳できる管理職がいることです。
- 社長の「こうしたい」というビジョンを汲み取り、具体的な業務に落とし込む。
- 会社の理念を「日々のルール」や「判断基準」にまで浸透させる。
そんな、社長の右腕となる「想いの翻訳者」がいる会社は、成長のスピードが全く違います。本講座が目指すのは、単なる業務改善スキルを教える場ではありません。
社長の最も信頼できるパートナーとして、想いを形にできる「仕組み化のプロフェッショナル」を育成するための、日本で唯一の体系的なプログラムです。
仕事をラクにしながら業績アップ

100人以上の介護事業をほぼ出社無しで運営
有限会社ファイブアローズ岩下由加里様
創業前から会社の仕組みづくりを意識し、今では100人以上のスタッフを抱えながらも、新規事業にも取り組む余裕を創出されています。

カリスマ美容師からビジネスオーナーへ
株式会社AYOMOT代表取締役会長 鈴木朋弥様
表参道に完全紹介制の隠れ家美容室を開業以来、口コミのみで高単価、高リピート率をキープ。ご自身がカリスマ美容師として働いていた状態から、社長をスタッフに譲り、ビジネスオーナーへの転身を実現されました。

年商20億→34億→55億と毎年成長
株式会社Deto
代表取締役社長 恩田多賀雄様
製造業を中心に、グループ経営をされているDeto社では、成長を見越して、人に依存しない会社経営を目指され、実際に毎年成長を遂げられています。

超多忙状態から1年で現場抜けを実現
「STORIA」小濱格様
小濱さんは5店舗を構える美容室「STORIA」のオーナーで、仕組み化に取り組み始めてからわずか1年で働き詰めの職人型ビジネスから抜けだすことに成功されました。

人づくりと仕組みづくりで業績向上
豊清工業株式会社 代表取締役 石原利彦様
社員とともに仕組み化に取り組まれ、現場主導の業務改善に成功。前年比約15%の成長を達成されました。
ご注意
これは、リーダーシップやコミュニケーションを学ぶ研修ではありません。
もしかしたら、あなたもこれまでに一般的な管理職研修を検討、あるいは実施したことがあるかもしれません。その多くは、リーダーシップ論、コーチング、部下のモチベーション向上といった「管理職個人の能力」を高めることに焦点を当てています。
しかし、それでは管理職が不在になると現場が機能しなくなり、逆に属人性を強めてしまいます。
本講座の目的は、誰がやっても成果が出る「チームの仕組み」を設計・改善できる力を身につけることです。個人の魅力に頼るのではなく、再現性ある勝ちパターンを組織の資産として残す技術を学びます。
管理職コースカリキュラム
1.仕組み化の基礎知識
経営理念や戦略を深く理解し、それを自部門の具体的な目標やメンバーの役割に落とし込めるようにします。
| 項目 | 概要 |
|---|---|
| マネージャーの役割を知る | 「仕組み依存組織」において管理職が果たすべき役割とは何かを正しく理解します。日々の業務遂行者ではなく、チームの目的を明確にし、戦略的に組織をデザインする役割を認識します。 |
| 組織づくりの原則を知る | 効果的なチームを構築し、その後の「仕組み化」がスムーズに進むための組織づくりの基本原則を学びます。 |
| 組織の目的を作る | 管理職が主体となり、会社の理念や経営戦略に基づき、自部門・自チームの明確な「目的(パーパス)」を設定します。これが全ての仕組み化活動の出発点となります。 |
| 役割分担を決める | 設定した組織の目的に向けて、チームメンバー一人ひとりの役割と責任範囲を具体的に定義し、明確化します。これにより、業務の重複や抜け漏れを防ぎ、各人が主体的に行動できる基盤を作ります。 |
| 協業のルールを決める | チームメンバー間の円滑な連携と協業を促進するための、コミュニケーションルールや業務フローの基本的なルールを設計します。これにより、対立や規律の乱れを防ぎ、チームとしての一体感を醸成します。 |
2.仕組み化の実践
自部門の業務を「見える化」し、標準化することで生産性を向上させ、さらにデータに基づいた継続的な改善サイクルをチームに根付かせられるようにします。
| 項目 | 概要 |
|---|---|
| 数値化を実践する | 組織の目的に向けた具体的な目標や指標(KPI)を設定し、業務の進捗や成果を客観的なデータで捉える方法を学びます。これにより、課題が明確になり、改善の方向性も具体化します。 |
| 標準化を実践する | 誰でも同様の成果を出せるように業務プロセスを可視化し、標準化する技術を習得します。マニュアルや手順書を整備することで、新人でも早期に業務をキャッチアップでき、教育コストの削減にも繋がります。 |
| 改善を実践する | 標準化された業務を基に、継続的に業務の質や効率を高めていくための改善活動をチームに根付かせる方法を学びます。データに基づいた意思決定を促し、建設的な議論を行う文化を醸成します。 |
3. 仕組み化プロジェクトの推進
計画立案から実行、そして現場への定着まで、「仕組み化」プロジェクト全体をリーダーシップを発揮して推進し、持続的な組織変革を実現できる『仕組み化のプロ』へと進化します。
| 項目 | 概要 |
|---|---|
| 仕組み化プロジェクトの計画立案 | 自チームや組織において、「仕組み化」を具体的に推進するためのプロジェクト計画(目標設定、範囲定義、スケジュール、必要なリソース等)を立案する手法を学びます。 |
| 仕組み化プロジェクトの実行と進捗管理 | 立案したプロジェクト計画に基づき、実際に「仕組み化」を実行し、その進捗を管理する方法を習得します。関係者との調整や、発生する課題への初期対応も含みます。 |
| 変革推進における抵抗と障害の分析 | 「仕組み化」という変化を組織に導入する際に、現場から起こりうる心理的な抵抗や、予期せぬ障害の種類とその発生メカニズムを理解し、分析する視点を養います。 |
| 抵抗・障害への対処戦略とコミュニケーション術 | 分析した抵抗や障害に対し、それらを効果的に乗り越えるための具体的な戦略立案や、関係者を巻き込み協力を得るためのコミュニケーション方法を学びます。 |
| 仕組み化の組織文化としての定着化戦略 | 導入した「仕組み」を一過性のものに終わらせず、組織の日常業務として定着させ、さらには継続的に改善される文化として根付かせるための具体的なアプローチやフォローアップ体制の構築方法を学びます。 |
サンプルスライド
ご受講方法

選択肢①個別コーチング
少人数、個人の方におススメ
所要時間:3か月(進め具合によります)
価格:33万円(税込)/一人
専用のEラーニングサイトで、動画、ワークシートを活用して学習を進めていきます。最後にワークシートをコーチに送信し、添削、アドバイスを受けていただき、受講完了となります。

選択肢②研修
3人以上でご参加される企業様におススメ
所要時間:月1回3時間×3か月
価格:個別お見積り
オンライン、またはオフラインで集合型の研修をご受講いただきます。その場でワークシートを実践し、学びを実務に落とし込みます。通信講座の内容もご利用いただけます。
まずはお見積り
プログラム監修者:清水直樹
大学卒業後、マイクロソフト日本法人に入社。その後、モバイルコマース事業の創業メンバーとして参加。上場を目指すが経営メンバー同士の空中分解によって頓挫。海外の経営ノウハウをリサーチし続け、世界No.1(米INC誌による)の起業・経営の権威、マイケルE.ガーバーと出会い、同氏の講座「ドリーミングルーム」を日本で初開催し、10年以上にわたり学びを受け続ける。また、同氏の認定ファシリテーターを世界最多の20人以上輩出(現在、認定制度とドリーミングルームは終了)。現在は、日本企業をワールドクラスカンパニー®にするための支援活動に力を注いでいる。著作「仕組み化の経営術」
仕組み化によって普通の人が成果を出せる世の中へ
仕組み化とは、単に業務の効率化や利益の最大化を目的としたものではありません。目指すべきは、普通の人が仕事や人生において、より容易に成果を上げ、幸せに生きられるようにすることです。人類の発展は常に、普通の人が容易に成果を出せる方法を生み出した人によって支えられてきました。現在の世の中では、賢く、努力した人だけが報われることが当たり前とされていますが、そのような社会はあまりにも無慈悲です。仕組み化の思想と手法を学んで、ぜひ、普通の人が成果を出し、幸せに生きられる世の中を共に築いていくことを目指していただきたいと思います
私たちについて

成長企業の世界的権威マイケルE.ガーバー氏が開発した経営プログラム(現在は終了)を日本初開催。世界で最も多い300名以上の卒業生を輩出。また、同氏氏認定のファシリテーターを20人以上排出(世界最多。現在は終了)。

チャットワーク創業者山本氏、新家元制度提唱者前田出氏、ビズリーチ共同創業者の佐藤和男氏、東証一部上場ビューティガレージ創業者野村氏を招いて、急成長企業を支える仕組みづくりの講演会を開催。

ザッポス、パタゴニア等、海外の急成長企業を複数回視察、シリコンバレーの伝説的起業家・投資家スティーブブランク氏を訪問してインタビューを実施。